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押し潰されそうな程の長い時の先にあるもの
吐いた嘘で君が微笑んだ
カメオの輝き
あの星には触れない
この道を君と二人

勿忘草を君に捧ぐ
全てを忘れても忘れられないもの
あいことばは あなたとの
君の幸せを祈る僕の幸せ
あなたの物語へと繋がる一歩

君が見た景色は見れないけれど
クリムゾンに切り刻まれて
君が何色だって僕には関係ないんだ
霜焼けの指で貴方に触れる
あなたはわたしのかみさま

君の声で好きだと言ってよ
綺麗な声で君が泣くから
君を繋ぎとめるための何もかも
無邪気に笑った君はもういない
君の心が光を冷たく反射した

玻璃夢の囁き
花弁に埋もれた棺に沈めて
ヘッドホンの中の景色
透明な翼で撫ぜた頬
微睡みの雫

こんな花、僕は知らない
結んで 開いて また明日
きっと好き 多分好き
君と歩く夢を見たんだ
これが恋でないというのなら、

コットンのプールに溺れてランデブー
夢に落ちてトリップ
陥る先はイリュージョン
貴方と嵌まるスイートハーレム
耳元で囁くティルナノーグ

この壁は永遠に破れない
微かに触れたのは温もりの幻影
呼吸できない苦しさは恋に似ている
好きだとたった一言言えたなら
あなたとわたしの境界線

目眩く輝きの雫を掬って君の手に
百万回のキスでもまだ足りない
姫の望むものなら何だって
咲いた笑顔
君で染まる

夢の中を揺蕩う僕のこころ ひとかけら
今宵幻影に溺れましょう
selfish dream
暖かく脆い夢を見た
幻だけを追いかけて汚れてしまった足

 * * * * *

インソムニア水晶
暗い夜空で独りぼっち
眠れない夜に融け出す感情
ベッドから零れ落ちた心
微睡んで、さようなら

日溜まりのような花束
凍り付いた花束
愛という名の花束
空っぽな花束
君に捧げる花束

嫌いなんて今更言えなかった
どうせ幻なら貴方と消えてしまおうか
楽になる為に手放す全て
花はいずれ散ってしまうから
お願い、言わないで

空腹な心が君を求めて
真っ赤な肌が、僕を
懇願する瞳が瞬いた
君の瞼にやさしいキスを
アナタの肌はとても熱かった。

憂い一つ午後の私
一つの想いが静かに消える
僕の空に花一つ
一つ目の歌はあなたへ
君に一つだけ嘘をついた

墓標に刻む紅
断ち切る未練が幽かに揺らぐ
例え血に染まっても止まれなかった
雨に打たれた誓い
物語の終わりなんてあっけないもので

少女は一人哭く
怨み辛みも散って候
頭痛が僕を責め立てる夜
しがみ付く僕をどうか笑っておくれ
飲ませてよ、溺れたいの

その眼は僕を視ていない
乾いた空に捧げた華
荒れ狂う胸の内を貴方は知らないから
見えないままの心はいずこへ
その眼差しを閉じこめて

暗闇に紛れた僕は消え
燃え尽きた星は空へ還る
氷華は融けないまま
貴方の海に沈んだ亡骸
そうしてその夢は終わった

こころ くすぐる こえ
その囁きが例え夢でも
夢の中で手を伸ばして
飛べない翼で羽撃いて
君の声が聞こえたんだ
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